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作り手:FORMAGGERIA PerLa Di Latte
産地:熊本県菊池市
原材料:生乳(熊本県菊池市産)、湖塩(オーストラリア産)、カーフレンネット
内容量:約100g
*1袋に1個入りの個包装です。
2個セット 1,944円(税込)
3個セット 2,808円(税込)
4個セット 3,672円(税込)
FORMAGGERIA PerLa Di Latte(フォルマッジェリア ペルラ・ディ・ラッテ)は、熊本県菊池市で原田 将和さんが営む小さなチーズ工房です。
ここでは彼が「PerLa Di Latte(ペルラ・ディ・ラッテ)=ミルクの真珠」と呼ぶモッツァレラチーズのみを生産しています。
原料となるミルクは、原田さんの従兄弟でもある青木博文さんが経営するラッテリア・ダ・アオキの高品質なミルクです。
西日本最大の酪農産地でもある菊池市ですが、昨今の乳量を求められる酪農業界の現実は大変、厳しいものです。
ミルクの量を増やしてどんどん出荷するのが今の酪農業の普通ですが、そうすると牛たちに負担がかかるので乳の量は減り、病気が増えて、そのため抗生物質やホルモン剤をたくさん投与するというまさに悪循環です。また牛への負担だけではなく、それらを購入する経費や病気がちな牛たちの管理をする人間にとっても負担は大きいと思います。
その現実を目の当たりにした青木さんは、無理な搾乳をやめて、牛の体調管理を最優先に考えることにします。
食べ物の質と量を調整することで腸内環境を整えてミルクの質をあげることに力を入れました。
その結果、夏場でもミルクの乳脂肪分が4%を下回ることはなくなり、これはホルスタインでは考えられない数字なのだとか・・・まさにこれは「奇跡のミルク」!
牛の寿命に関しても、通常の酪農では3年ほどというところを、青木さんのところでは8年から9年が平均ということです。
次に原田さんが着目したのは、このミルクに合う乳酸菌です。
日本ではクリスチャンハンセン社が推奨している乳酸菌を使うのが通常だそうですが、ミルクの質の違いから現地のモッツァレッラの風味は出せないことに気づいた原田さんはそれを使うのをやめて、誰もチーズに使わないであろう乳酸菌も試して研究に没頭します。
その結果、複数の乳酸菌をブレンドしたペルラ・ディ・ラッテのオリジナル乳酸菌を使用することで風味豊かなモッツァレッラを作り出すことに成功!
2018年現在では6種類の乳酸菌をブレンドして使われているとのことで、今も美味しさへの探求は続いています。
また、日本でチーズを作る際に普通に使われる食塩を使わずに、ミネラル分が低い湖塩を使うことでミルクに余分な変化が起きないようにすることでも、このミルクの美味しさを最大限に引き出しています。
レンネットは純粋な子牛の胃袋から抽出されるカーフレンネットを使用。
さらに、モッツァレッラの保存液にホエー(乳清:凝固した乳分=チーズを除いた後に残る水分のこと。タンパク質、糖分をわずかに含む液体)を100%使うことで変質や味が薄まることを防いでいます。
その名の通り「PerLa Di Latte(ミルクの真珠)」のように美しく輝き、風味の豊かさは一度食べると他のモッツァレッラは食べる気がしなくなるほど・・・。
正直、その味わいの豊かさには私もびっくりしました。
イタリアから空輸してすぐの状態で食べるフレッシュなモッツァレッラを凌ぐ美味しさです。
そして特筆すべきは、普通だと賞味期限に向けて劣化の一途を辿ると思われているモッツァレッラですが、これは出来立ては固めのプリプリした食感とフレッシュなミルクの風味を楽しめ、日を追うごとに柔らかになり、また味も濃厚なものに変化していきます。
賞味期限は製造日から12日間です。変化を楽しみながら、長くお楽しみいただけます。
<おすすめの食べ方>
まずは、シンプルにオリーブオイルのみで。お塩はお好みでどうぞ。
この場合のオリーブオイルは是非、上質で風味豊かなものを!
旬の美味しいトマトやバジルが手に入る場合は定番のカプレーゼや、サンドイッチやピッツァにするとまた格別の美味しさです。
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